2023年4月からオーストラリアのブリスベンに家族5人で移住しています。
本当は日本で勉強して、オーストラリアの(限定付き)医師免許を取得した後にオーストラリアへの移住を考えていました。
しかし、日本の仕事に追われ、英語学習のモチベーションも続かないために、なかなか英語の勉強がはかどりませんでした。
そのため、ひとまずオーストラリアへ行こうと決意して、研究者としてオーストラリアに住み始めました。
現時点で3か月を英語圏で過ごしてみて、今後、英語が伸びるかどうかを考えてみました。
私の答えは、海外で暮らすだけで英語力は伸びません!!
私の生活スタイルを見ながら、考察してみたいと思います。
まず研究室では、黙々とパソコンに向かって仕事をしています。
人と会話をしない日も度々あります。
実験日は英語を使いますが、『ノルアドレナリンを0.2に上げて』みたいな感じで使われる英語は非常に限られています。
買い物なんかは無人レジですので、英語を話すことは一切ありません。
カフェやレストランに入ったとしても、『ここで食べますか?持って帰りますか?』程度で毎回、同じ会話内容です。
もちろん家族内は日本語で話していますので、家に帰れば、英語を使う機会がありません。
正直、日本でオンライン英会話を30分した方が英語を話す量は多いと思います。
海外に行けば、自然に英語を話せるようになるといった幻想は捨てた方が良いと思います。
ただし、海外で生活すれば、英語学習のモチベーションが上がることは間違いありません。
英語が伝わらなくて悔しかったり、英語がわかればもっと楽しめたり、そういう経験は日本と圧倒的に数が違います。
英語学習の必要性を感じる機会はやはり多く、英語学習に力が入りやすいと思います。
当然ながら、英語を話す環境も整えやすいです。
職場では積極的に同僚とカフェに行ったりして、英語を使う機会を増やす。
休日も現地の人と一緒に遊ぶことで英語をたくさん話す。
こういう環境に積極的に身を置くことがとても大事だと思います。
新しいフレーズを覚えたら、どんどん使ってみる。
これらを習慣化すれば、必ず英語は話せるようになります。
結論を伝えるなら、海外に来るだけでは英語は伸びない。
英語を話す環境を作り、英語学習の習慣化を身に着ければ、英語は話せるようになる。
日本でも英語は話せるようになるが、海外の方が環境は整えやすい。
こんな感じでしょうか。
最後に、個人的な意見です。
海外に行くなら、英語を勉強しに行くだけならもったいないですね。
英語はコミュニケーションのツールであり、(通訳者などの一部の人を除いて)英語学習が最終目標になってはダメだと思います。
日本ではできない経験を海外ですべきだと思います。
ぜひ皆さんも海外へ行きませんか?
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