オーストラリアは適当な国とよく言われます。
実際にオーストラリアに住んでみて、『なんて適当なんだ』と思った出来事が2つありました。
適当エピソード①
一つ目は、私の勤務先であるプリンスチャールズ病院の売店でのお話しです。
レジで私の前に並んでいた中学生と小学生ぐらいの姉妹がいました。
彼女らは子どもたちだけで、売店でクッキーを買っていました。
合計金額は21ドルでしたが、その姉妹は20ドルしか持っていませんでした。
店員の女性は困った顔をしながら、『まぁ、20ドルでいいわ。』と言いいながら、
会計を終わらせて、クッキーを渡していました。
そんな適当な会計で良いの?って、すごく心配になりました。
日本だったら、1円でも足りなかったら、絶対にクッキーは売ってくれないでしょう。
日本と比較して、オーストラリアは適当な国だなぁとつくづく思いました。
適当エピソード②
もう一つのエピソードです。
私たち家族5人で初めて現地のバスに乗った時のお話しです。
オーストラリアは”gocard”と言った、日本でいうSUICAみたいなカードがバス乗車時には必要です。
我々は田舎の駅から乗ったので、gocardを買えないままバスに乗り込みました。
バスに乗車する際に運転手へ『gocardを持っていないので、現金で支払いたい』と伝えて、
無事に乗車できました。
バスから降りる時には、1歳の次女が寝てしまっていたので、次女を乗せたままベビーカーを降ろしたり、わちゃわちゃしていました。
雨も降りだして、ビショビショになりながらの降車でした。
我々家族が全員降りた後に、私が運転手にお金を払いたいと伝えたところ、
『子どもを3人も連れて、大変そうだから、運賃はいらないよ。』
運転手は笑顔で子どもたちに手を振りながら、去っていきました。
適当な国だなぁ。。。
最後に
上記2つのエピソードを皆さん、どう思いましたか?
日本での考えでは、規則に従うことは絶対です。
日本では考えられない適当さですよね。
でも、適当さの中に何だか愛を感じました。
オーストリアは人に温かい国です。
特に子どもたちには非常に温かいです。
規律を守ることは大事かもしれませんが、
オーストラリアを見習って、時には適当でも良いのではなんて思う日々でした。
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