オーストラリアに来て3か月が経ちました。
3か月経つと、生活や仕事が落ち着いてきました。
そんな状況での心境を書きたいと思います。
生活面
オーストラリアに来た始めは、見るもの全てが新鮮で驚きの連続でした。
最近は生活に慣れてきて、正直なところ新鮮味を感じることは少なくなってきました。
その一方で居心地は良くなり、快適になってきました。
日本に比べると、不便なことばかりです。
夜や休日はお店が開いていないし、色々なサービス面でも決して良くありません。
でも、そんなものかと諦めの気持ちで、不便だと感じなくなってきました。
金銭面に関して、始めの一か月はやはり出費が多かったです。
車、家具、自転車などものすごい額のお金が無くなりました。
当時は買い物も下手だったので、今思えば無駄な出費も多かったです。
銀行口座の減りを見て、体が震えました。笑
それが、今は生活の維持コストだけになって、買い物も賢くなって、出費はだいぶ抑えられるようになりました。
(それでもオーストラリアは高いですけどね。。。)
子供たちは、長男School(小学校)、長女Kindergarden(幼稚園)、次女Daycare(保育園)にそれぞれ通い始めました。
私のビザは比較的恵まれているので、長男のSchoolは無料です。
でも、次女のDaycareは1日預けるだけで1万円以上します。
とんでもなく高いです。
ただ、子どもたちの英語力の伸びはすごいですね。
日本でも子供たちに英語を勉強させていましたが、オーストラリアに来てからの伸び方が全然違います。
そして、最近は長男から私の英語の発音を注意されるばかりで悲しいです。。。
そんな感じで3か月もあれば、生活は安定してきました。
仕事面
来た当初は、本当にやばかったです。。。
皆が何を言っているのか、さっぱりわからない。
英語を勉強してきたつもりでしたが、全くわかりませんでした。
足を引っ張るばかりだし、邪魔しかしていない自分が悲しくなっていました。
研究室の仕事をしながら、英語の勉強ととにかく大変でした。
カンファレンスはすべて録音して、家で聞き返していました。
3か月経って、概ね英語はわかるようになりました。
話すのはまだ苦手ですけど、何とかコミュニケーションは取れています。
振り返って思えば、始めの頃は知らない人の名前が出てきたり、聞いたことのない単語がたくさん出てきて、全くついていけなかったようです。
今は人の名前を覚えたり、良く使う単語を覚えたりして、英語のリスニングに集中できるようになったのが大きいと思います。
また、状況が予測できるようになって、こういうことを言いたいんだろうなと予測した上で英語を聞くと、すんなりと理解できることが増えました。
自慢ではありませんが、私は研究室で英語が一番できません。
最近、思うのは、英語が苦手だからって、何も話さないのは一番良くないと思っています。
特に日本人が陥りがちだと思います。
別に下手な英語でも笑われることなんて、ありません。
英語が下手でも一生懸命にコミュニケーションを取ることはとても大事だと思います。
もちろん英語ができることは大事なのですが、それよりも大事なことがあります。
それは”経験”です。
私は研究室でも最もECMOの経験が豊富です。
私がECMOのことを話せば、私の言いたいことを理解しようと皆が真剣に聞いてくれます。
英語なんて、やっぱりツールですよね。
英語がペラペラでも中身がスカスカだったら、誰も話を聞いてくれません。
英語を勉強することはもちろん大事ですが、それ以上に人間として(医師として)成長することが大事なのかなと思う今日この頃です。
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