留学までの過程② ~なぜオーストラリア?~

留学

世界には優れたECMOセンターが多く存在します。

そして、多くの先進国では地域毎に素晴らしいECMOセンターが設立されています。

では、留学先としてどのECMOセンターを選ぶか。

その前にどの国を選ぶかを決めなければなりません。

私が留学先の国に求める条件は以下3つ。

  1. 英語圏
  2. 国が魅力的
  3. 現地の医師免許が取得しやすい

  1. 英語圏

まず、ECMO留学の候補として、フィルターをかけるとなると、やはり英語圏!!

留学から帰ってきて、例えばドイツ語はペラペラだけど、英語は全く話せないといった状況になりたくないと考えたからです。

今後の医師人生、英語が話せることのアドバンテージが大きいことは言うまでもありません。

だから、英語圏は外せない。

英語圏と言えば、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールが思いつきました。

 2. 国が魅力的

海外で生活する留学期間は人生において非常に貴重な時間となります。

どうせなら家族で思いっきり楽しみたい。

暮らしやすい国と言えば、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールが有名ですね。

もちろんそれぞれ国の良さがあり、価値観も様々なので、一概には言えないのでしょうけど。

個人的にはオーストラリアとシンガポールが大好きなのです。

 3. 現地の医師免許が取得しやすい

留学に行った友人から『現地の医師免許がなく、ただの見学者では誰も相手にしてくれないよ。』と言われました。

確かに私が自施設で臨床をやっていても、医学生・看護学生・消防関係など多くの見学者が来てくれるわけですが、私が彼らとしっかりと向き合っているかと言われると疑問です。

しかし、研修医・専攻医(研修医を終えて専門医を目指す医師)となれば、話が変わるわけです。

やはり、研修医や専攻医となれば、自分の仕事を肩代わりしてくれて、お返しとして教育をする。

こうやってwin-winの関係性を築けるから、必然的に彼らと向き合う量も多くなる。

やはり留学するにあたって、現地の医師免許を取らなければいけない。

英語圏で現地の医師免許が最も取りやすい国は、、、オーストラリア!!

オーストラリアは日本の専門医資格を持っていれば、実質は英語の試験をクリアすることで条件付きの医師免許が手に入ります。

というわけで、留学先はオーストラリアしかないとなったわけです。

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