留学までの過程⑦ ~方向転換/キーマンとの出会い~

留学

臨床留学のハードルは高い!!いや、高すぎる!!

最も医師免許が取得しやすいオーストラリアでさえも、こんなに高いハードルであることに絶望しました。

細々と英語勉強は続けていきましたが、まったく英語力は伸びず。。。

(英語の勉強法に関しては、別の記事で書きたいと思いますが、このときは英語の勉強法をわかっていませんでした。)

計算では600時間でOETを合格するはずでしたが、何千時間勉強しても合格できないような気がしてきました。

日本では救急外科医として手術はうまくなり、論文もいくつか書いて。

大学病院は給料安いけど、素晴らしい環境で、贅沢しなければ食う飯には困らない。

二人目の子供も生まれ、安定こそ全て。

わざわざ海外留学する必要はあるのかなぁ?

英語勉強する意味って何だろう?

日本の生活が安定すればするほど、臨床留学を目指すモチベーションは反比例に下がっていきました。

 

いかん!!環境を変えよう!!

研究留学に切り替えて、早くオーストラリアへ行こう!

自分に喝を入れて、

今度はオーストラリアのICUへ臨床留学ではなく、研究留学として研究室を探すことに方向転換。

 

2019年にタイで開催されたECMOの学会”Asia-Pacific ELSO 2019″に参加して、

オーストラリアの研究室で働いている先生に声をかけまくって、

『私を留学させてください』とお願いしました。

いつものパターンでその場では笑顔で対応してくれるのですが、

どの施設とも具体的な話は進みませんでした。

この学会でThe Prince Charles Hospitalの研究室に留学予定の日本人L氏と出会います

私の友人を交えて、三人でしばらく立ち話をしました。

まさか、このL氏が人生を変えるキーマンになるとは、この時全く思ってもいませんでした。

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