妻は毎週、教会で英語のレッスンを受けています。
海外で生活した方は知っていると思いますが、海外では教会で無料の英語レッスンが提供されています。
そこで働いていた英語の先生の中に日本好きの方がいて、その女性先生と妻が仲良くなり、私たち家族と一緒に遊ぶこととなりました。
その時に、女性の先生が友達カップルを連れてきました。
英語の先生の友達の彼氏。
この人が今回の主人公となる”Kさん”です。
Kさんは年齢20代で、とても陽気なオーストラリア人です。
道を歩いていても、誰にでも話しかけて、仲良くなっていきます。
子どもとよく遊んでくれて、我が子から大好きなお兄さんとして慕われています。
とても好青年であり、そこから何度か遊ぶようになりました。
ある時には、野生のコアラを探しにいって、コアラを見つけた際に木に登っていくような少年の心を持ち合わせています。
先日、家にご飯を食べにきたため、ゆっくりとお話をしました。
そこで彼の過去を聞くと、壮絶でした。
・両親は離婚
・当時の彼女は薬物中毒で死去
もう自暴自棄となり、学校をやめて、2年間のホームレス生活をしていたそうです。
そこから、どうやって日常生活に戻って、社会人として働くようになったのかと聞くと?
それはキリスト教との出会いだったそうです。
私は典型的な日本人で宗教に対して興味が深いわけではありません。
クリスマスは祝うけど、正月は神社に行くみたいな感じです。
多くの日本人がそうであるかのように、私も宗教とは距離を置いていました。
しかし、オーストラリアでは多民族国家ということもあって、宗教との関りを深く感じることがあります。
Kさんもその一人でした。
Kさん曰く、『キリスト教に入ったことで、人を助けたり、幸せにすることを学んだ。最終的に自分も幸せになっている。』
本ブログは決して皆さんに宗教を勧めているわけではありません。
ただし、宗教によって、こんなにも壮絶な過去を乗り越えることができて、こんなにも人に優しくなれるのは素晴らしいことだと思いました。
海外に住んでみて、色々な宗教を知ることも大事だと思います。
日本では経験できないような人との出会い、それも海外で生活する醍醐味なのかもしれません。
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