コロナ禍で私の専門分野である”ECMO”が取り上げられました。
日本にいた頃は、おかげさまでテレビや新聞にたくさん取り上げて頂き、有名になりました。
応援のメッセージを頂くことも多く、皆さんに感謝するばかりです。
一方で有名になると、デメリットもあります。
それは、批判されることです。
芸能人が有名になった途端、週刊誌で評判を落とされるような記事を書かれたりするのを見たことがあると思います。
私なんて規模こそ違いますが、有名になった途端に自分に対する陰口や悪口を多く聞くようになってきました。
これは世の常なのでしょう。
打たれ弱い私は、陰口に苦しみました。
やはり陰口を言われれば、もう目立たないようにと逃げたくなってしまいます。
行動を起こさなければ、陰口を言われなくなります。
日本人の方々には、どこか同じような感覚があるのではないでしょうか。
空気を読んで、足並みを揃える。
特に日本人はこの傾向が強いように思います。
でも、まわりと足並みを揃えていたら、やっぱり秀でた人間にはなりません。
平均的な人間を目指しても、人生はおもしろくありません。
自分の考えをしっかり持って、自分の進むべき道を進める人間こそが次のステージへ行けます。
そうすると前のステージにいた人たちが批判的なことを言ってくるのは、仕方のないことだと思います。
陰口で苦しんでいた私を救ってくれた言葉があります。
『陰口を言うのは脇役、陰口を言われる方が主役』
自分の人生は自分を主役にして、楽しまなければいけません。
人に迷惑をかけなければ、たくさん目立って、失敗しても恥ずかしいことなんてありません。
陰口を言った人と喧嘩をすれば、その人と同レベル。
そんな方とはそっと距離を置いて、ステージが高い方と過ごしてみてください。
批判をされないように、普通の人生を送るのもありでしょう。
飛びぬけて、人が見えない景色を見て、楽しい人生を送るのもありでしょう。
皆さんはどちらでしょうか。
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