4月からオーストラリアへ留学予定であるため、友人から日本在住のオーストラリア人男性Aさんを紹介してもらいました。
Aさんはオーストラリアで育ち、成人してから日本で働かれていて、もう20年程を日本で暮らしているようです。
一時は学校で英会話教師をしていたようです。
家族同士でお会いすることになって、Aさんは日本人の奥様と小学生のお子さんの3人家族でした。
日本人の奥様とは日本で出会ったとのことで、奥様は全く英語が話せない純ジャパだそうです。
Aさんは偶然にも我々が住む予定のブリスベン出身とのことで現地のことを色々と教えて頂きました。
そして、子どもの教育について話し合う中で色々と考えさせられました。
オーストラリアの教育
前述した通りオーストラリア人Aさんは成人までオーストラリアで育ったそうです。
一方でAさんの奥様もお子さんもオーストラリアで生活したことはなかったとのこと。
昨年、長期休暇の際にAさんの里帰りもかねて、ブリスベンに1か月ほど滞在したそうです。
その際にお子さんをブリスベンにある現地の小学校に数週間だけ体験入学させたそうです。
すると、お子さんが現地の小学校を気に入ってしまったとのこと。
Aさんも子供の教育を考えた上でオーストラリアへ引っ越すことを決意したようです。
ブリスベンに引っ越す理由は、仕事の都合ではなく、子どもの教育だったということです。
そんなAさんにオーストラリアと日本の教育の違いを聞きました。
オーストラリアは、机に座って、授業を受けることはほとんどない。
自分で意見を持って、自分の考えを発言する。
そこに答えなんてない。
オーストラリアは相手の意見を尊重する文化。
オーストラリア人Aさんの考えは
『答えなんて一つではないのに、日本では一つの答えを求める方がおかしい。
日本の教育は会社のコマとしての優等生を育てる教育。
こんな教育では、自分で人生を切り開けるようにならない。』
このようなことを言っていました。
私もAさんの意見に100%同意します。
私も小学生の長男の授業参観に参加したり、宿題を見てても、やはり時代遅れの教育と感じてしまいます。
戦後の高度成長期はそんな教育で良かったのかもしれません。
しかし、これからはAIが活躍する未来だからこそ、日本のような教育では生き残れないと思います。
富裕層の海外移住
日本の富裕層が海外移住していることをご存知ですか?
有名人であれば、中田敦彦がシンガポール、ひろゆきがフランス、ガクトはマレーシア、与沢翼はドバイなど。
富裕層が海外移住する理由は、ビジネス?税制?投資?様々な理由があると思いますが。。。
実は、富裕層が海外移住する理由の7割は、”子どもの教育”だそうです。
お金があって、選択肢が広い人は、日本を逃げ出しているのが現状です。
視野が広い人はすでに日本の教育を問題視して、海外での教育を受けさせているようです。
メッセージ
決して皆さんに日本を逃げ出すことをお勧めしているわけではありません。
ただし、時代の流れを読んで、自分がやるべきことや子どもの教育を考え直す必要はあると思います。
日本の敷かれたレールに乗っかるだけでは、到着地点が思った場所と違うことになりかねないです。
学校の教育で足りない部分があれば、親が補足してあげれば良いだけの話です。
AIが活躍する時代がもうすぐそこに来ています。
社会は必ず変わります。
我々も変わらなければいけません。
特に子どもたちは、変わらなければいけません。
未来を想像しながら、子どもの教育をもう一度考え直してみてください。
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