リーダーシップを考える

その他

今、皆さんはリーダーを任されていますか?

リーダーと言っても、会社の社長や病院の院長だけがリーダーではありません。

家族でリーダーシップを求められることがあれば、友人と旅行にいくときにもリーダーシップが必要な場合もあり、職場のグループ内でリーダーシップを発揮しなければいけない場面もあります。

そう思うと、意外に日常の中でリーダーになることは多いのではないでしょうか。

 

昔の私はリーダーを任された場合、

明確にゴールを提示して、プランを説明して、とにかく俺の言うとおりにするんだ。

自分が誰よりも頑張って、結果を出してやる。

そんな感じだったと思います。

『俺はこんなに頑張っているのに、なぜ後輩は努力をしないんだ。』

そんな不満を抱いていました。

皆さんが想像できる通り、私のようなリーダーには誰もついてこず、私が孤独に頑張っても、得られる結果はたかが知れていました。

リーダーの典型的な失敗パターンだったと思います。

 

それから、誰もついてこなかった私は、リーダーシップに関して学びました。

皆さんはPM理論を知っていますか?

リーダーシップは、”P: performance“と”M: Maintenance“の2つの要素で構成されている理論です。

P機能(目標達成機能):目標設定、計画立案、指示などによって集団の成績を高めます。

M機能(集団維持機能):集団の人間関係を良好に保ち、チームワークを維持する。

 

P機能M機能もどちらもリーダーにとっては、必要な要素です。

理想的なリーダーは、P機能M機能も兼ね備えた”PM型”です。

他には、P機能だけ高い”Pm型”、M機能だけ高い”pM型”、どちらも低い”pm型”に分類されます。

P機能M機能のどちらかでも欠けると、結果がでないか、人がついてこないかでリーダー失格となってしまいます。

 

以前の私はP機能は高いが、M機能は低い”Pm型”に分類されたと思います。

人がついてこないのは当然でした。

後輩を自分のコマのように扱っていた姿勢は見抜かれていたのでしょう。

最近は自分がリーダーになるときは、P機能とM機能を常に意識します。

特に私は性格上、Pm型になりがちなので、意識的にM機能を高めるように注意しています。

 

今、私はリーダーをサポートする中間管理職的な存在であり、リーダーの特徴がP機能の高い”Pm型”だと判断した場合には、自分がM機能を高くして”pM型”になって、バランスを取るように心がけています。

(自分のP機能を高くしてしまうと、方向性が2つに分かれてしまうので、あえてP機能は低くしています。これが正しいかはわかりませんが。。。)

 

皆さんの近くにいるリーダーはどの型でしょうか?

皆さんがリーダーになるときは、理想的な”PM型”になれますでしょうか?

私自身は大きな組織を率いるリーダーの経験はまだありませんが、

理想的なリーダーのもとで働けることは、とても幸せであることは知っています。

皆さんがリーダーになる時には、ぜひ理想的なリーダーになって、幸せな組織を作ってください。

 

【参考文献】

プレイヤーからリーダーに変わる人はぜひ読んでみてください。

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