海外留学での”失敗”を考察

留学

オーストラリア留学中の救命救急医です。

前回のブログでも書きましたが、海外留学での挑戦は全て失敗に終わりました。

その結果、1年間で日本へ帰国することとなりました。

 

日本では成功することが度々ありました。

しかし、なぜオーストラリアでは、こんなにも失敗ばかりだったのか。

振り返って考察してみたところ、

今後の挑戦を成功させるであろう”ヒント”が隠れていました。

  

まずは、私が感銘を受けた本を紹介します。

 

元スターバックスCEOの岩田松雄さんが言っていました。

・自分の好きなこと

・自分の得意なこと

・社会に求められること

自分のミッション(使命)は、この3つの円が重なるところにある。

 

日本での活動は、この3つの円を全て満たしていました。

救急・集中治療医は自分にとって大好きな仕事であり、自信があります。

中でも、自分の専門分野であるECMOに関しては、社会に求められることも多かったです。

 

一方で、オーストラリアの活動はどうだったか。

オーストラリアでの仕事は好きでした。

でも、英語が得意でない私は、自分の良さをアピールできませんでした。

英語がしゃべれずに、現地の医師免許を持っていない私は、社会から求められていませんでした。

つまり、3つの円の内、1つの円しか満たしていなかったのです。

ただただ自己満足の世界だったようです。

 

諦めずに、海外留学を継続する選択肢はもちろんありました。

しかし、岩田さんの本を読んでから、この3つの円が重なる場所に自分の身を置く決断をしました。

 

自分の価値が活かせる場所を選ぶことは大事です。

プロ野球を引退した人は、野球の監督になれば、価値が生まれるでしょう。

引退したプロ野球選手が、サッカー選手を目指しても価値がありません。

 

自分は海外で通用しませんでした。

この事実は逃げることなく、受け止めなければいけません。

 

私が日本で求められる人材であれば、日本で活躍をして、社会に還元していきたいです。

日本で多くの人の命を救い、多くの人を幸せにする。

それが私のミッションだと気づかされました。

海外に出たことで、迷うことなく、自分のミッションを突き進んでいけるようになりました。

 

  

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