頑張っても給料変わらないし、成功するなんてバカらしいと考える方は多いですが、私はそんなことないと思います。
成功者の景色が見えていないだけで、成功を目指す過程も含めて成功者には素晴らしい景色が待っています。
成功すると、自然とお金が集まってきますし、周囲との関係性もよくなり、何より見える景色が変わり、人生の充実感はとても満たされると思います。
成功した後は、更なる高みを目指すもよし、落ち着いた生活へシフトするのも良し。
まさに人生の選択肢が増えます。
成功するための秘訣として、
第1弾では”出会い”について、第2弾では出会った人と”どう付き合うか”です。
私が働くうえで大事にしている”人との付き合い方”をご紹介します。
Give & Take
私はアダム・グラント著の”Give & Take 「与える人」こそ成功する時代”に強く影響を受けています。
有名な本なので知っている方も多いかもしれませんが、前提として共有させてください。
この本によると、世の中の人間は3つもしくは4つのタイプに分かれます。
Giver, Taker, Matcherです。
Giverは与える人、Takerは受け取る人、Matcherはその中間です。
そして、Giverは”自己犠牲型Giver“と”他者志向型Giver“にの2つに分かれます。
自己犠牲型とは自分が損をしてでも相手に与える人、他者志向型Giverはwin-winの関係性を築いた上で与える人です。
4タイプの内、成功するタイプの順位は以下です。
1位:他者志向型Giver
2位:Matcher
3位:Taker
4位:自己犠牲型Giver
興味深い点は、人に与えるGiverは、タイプによって成功者にもなるし、最も成功と遠い存在にもなりうるわけです。
仕事の選択
私は大学病院で働いていますが、臨床現場以外にも色々な仕事があります。
他病院の先生や病院以外の企業とお仕事することも多いです。
その中でどうしてもお仕事を取捨選択しなければならなくなります。
以前に、私は”Taker”の方とお仕事をしたことがあります。
その方のために仕事をすればするほど、より高い要求がきます。
与えても与えても、満足されることはなく、相手はもっと欲しいとなります。
いつかはわかってくれると思って、さらに尽くしても尽くしても、相手は絶対に変わりません。
まさに、相手が”Taker”で、自分は”自己犠牲型Giver”の関係性になっていたと思います。
“Taker”に搾取される”自己犠牲型Giver”は時間を無駄にするだけでなく、自分の精神もすり減ってしまいます。
皆さんは私のように”自己犠牲型Giver”になってはいけません。
頑張っても頑張っても、成功は遠のくばかりです。
基本的に”Taker”の考え方を変えることは不可能と言われています。
そのため、選択肢は逃げるしかないのです。
メッセージ
これからの時代は”個”で戦う時代に突入します。
良い大学を卒業していても、良い組織に入職していても、それらの価値はどんどん落ちていきます。
組織に何とかしてもらうといった考えはもう古く、自分一人で戦っていかなければいけません。
だからこそ、『与える人こそ成功する時代』です。
意識下か、無意識下かわかりませんが、私が働いてきた優秀な方々は、この考えを理解していたのでしょう。
私が出会った優秀な方々は、”他者志向型Giver”ばかりでした。
私が思う仕事で成功するコツは、
・Takerを見抜いて、避けること
・他者志向型Giverになること
この2つを常に意識して、仕事をしています。
そして、相手が”他者志向型Giver”で、自分と向かう方向性が一致している場合、私は全力でその方に尽くします。
Win-Winの関係性が成り立ち、こんな時は必ず結果もついてきます。
注意して頂きたいのは、Give & Takeの考え方は、根本的な性格を表しているわけではありません。
職場ではTakerでも、家に帰ればGiverといった感じで、その状況毎に変わります。
私の場合は、職場では他者志向型Giverになろうと頑張っていて、家ではTakerかもしれません。。。
優秀になりたい方、搾取されたくない方はぜひ読んでみてください。
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